結核・感染症発生動向調査情報について

これは、県庁保健福祉部が平成28年6月9日に県政記者クラブに対し発表した提供資料の内容です。


伝染性紅斑(りんご病)は、これからの時期に患者数が増加する傾向がありますので、予防対策を心がけましょう。

  1. A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、前月に比べ報告数が1.34倍とかなり高い水準で推移しています。
    前年同期に比べると、報告数で0.89倍とやや低い水準で推移しています。
    全国的には、過去5年間の同時期と比較して、ほぼ同様の水準で推移しています。
  2. 伝染性紅斑は、前月に比べ報告数が1.93倍と大幅に高い水準で推移しています。
    前年同期と比べると、報告数で1.17倍とやや高い水準で推移しています。
    全国的には、過去5年間の同時期と比較して、ほぼ同様の水準で推移しています。
  3. 流行性耳下腺炎は、前月に比べ報告数が1.27倍とかなり高い水準で推移しています。
    前年同期と比べると、報告数で1.96倍と大幅に高い水準で推移しています。
    全国的には、過去5年間の同時期と比較して、やや高い水準で推移しています。

伝染性紅斑

疾病名 伝染性紅斑
疾病の特徴や症状   ヒトパルボウイルスB19に感染することで引き起こされる、頬に出現する蝶翼状の紅斑が特徴的な小児を中心にしてみられる流行性発しん疾患です。両頬がりんごのように赤くなることから「りんご病」とも呼ばれています。
  感染経路は飛沫または接触感染で、症状が現れない場合もありますが、感染後約1週間で軽い感冒様症状や、特に成人では関節痛が見られることがあります。感染後10〜20日で頬に赤い発しんが現れ、続いて腕や太腿に網目状の発しんが広がり、ほとんどは合併症を起こすことなく自然に回復します。
  慢性貧血症の方が感染すると重症化したり、妊婦が感染すると流産することがあります。
  発しん出現時期を迎えて伝染性紅斑と診断された時点で、既に周囲への感染性はほとんどないといわれています。
  治療法は対症療法のみです。
疾病の予防対策など   ・普段から感染予防のため、手洗いを心がけましょう。
  ・伝染性紅斑を予防するワクチンはありません。

感染症流行の警報・注意報

平成28年5月(18週から21週:5月2日から5月29日)に県内で発生した警報および注意報は次のとおりです。

第18週
(5/2〜5/8)
第19週
(5/9〜5/15)
第20週
(5/16〜5/22)
第21週
(5/23〜5/29)
伝染性紅斑 警報
県北
警報
県北


関連データ

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